Singer Song Writer_1出力篇 その1

 Singer Song Writer というソフトがあって、私は、そのLite版のver3を使っています。 このソフトは、シンセサイザーなどとデータをやり取りできる優れもので、確り勉強できていれば解説本を作ってもかなりのボリュームになるはずです。

 ここでは、シンセサイザーも無く、勉強も余りできていない私が、偶々このソフトを手にした人のために、「初心者講座」を開いてみます。 詳しい方がご覧になって、「間違っとる。!」ということがありましたら、ご指摘いただくと助かります。

 最初は、ソフトは手に入れたし、インストールもできたようだ。楽譜入力データは友達が作ってくれて、CD-Rに有るものを聴いてみたい。 こんな場合に、多くの初めてのソフトは、マニュアルの何処から読み始めたらいいのだろう ? という段階で困ってしまうことになります。

 Word だって Excel だって、初めての人は皆苦労したものと思います。運のいい人は、近くに教えてくれる人がいて、キーポイントを教えてもらったので簡単だった ! という例もあるようです。 「シンガーソングライタ」だって、導入部分で、マニュアルのインストールや機器接続の部分を端折って、ソフトを立ち上げて1曲聴くために必要な部分をというところから始めてみます。

 最初に、私のパソコンでこのソフト「Singer Song Writer Lite」を立ち上げたときの状態を見ていただきましょう。 タイトルバーの直ぐ下がメニューバーで、メニュー名は多少変化がありますが、配置等は他のWindows ソフトと同様です。 次の段がツールバーで各種ツールが並んでいます。 最初の4つはファイル管理用の、「新規作成」「開く」「上書き保存」「名前をつけて保存」です。

 続くいくつかのツールが、このソフトとしては重要なものです。 この様なツールボタンが並んでいます。 

 確かこのソフトをインストールしたばかりの段階では、上の図で、ウィンドウの中心を占めている「スコアエディタ」が非表示の状態です(下図)。

 このままでは、ファイルを読み込ませても楽譜の中身を読むこともできません。これを楽譜を読んだり書いたりできるようにするのが「スコアエディタ」で、これを呼び出すのが、 (スコアエディタ呼び出し)ボタンです。 ボタンを押せば、先ほどの上図のような五線を含んだエディタが表示されます。 この状態で、作成済みのファイルを読み込ませれば、楽譜が表示されます。

 ところで、楽譜から音を取り出すには何を使うのでしょう。 今度は、 (プレイパネル表示)ボタンです。クリックすれば、テープレコーダの操作パネルと良く似た、プレイパネルが別ウィンドウとしてポップアップします。

プレイパネル

 電卓類似の青緑の数字板は、カーソル位置の小節番号と拍番号を示します。  は「頭出し」ボタンです。 は「プレイ」ボタンで、クリックすれば 「ストップ」ボタンに表示が変わります。 中央右のスクロールバーは、つまみでカーソル位置を変えたり、左右のボタンで1小節単位の移動が可能です。

 下段左は演奏速度で、現在演奏対象としている部分が4分音符で120回/分に設定されていることを示します。直ぐ下のつまみをドラッグすれば、速度調整可能です。 中央は拍子記号で、現在の対象が4/4拍子だということです。

 メトロノームボタンを押し込めば、拍を刻んでくれます。 その右が繰り返しボタンで、1回分の演奏が終われば頭へ戻してエンドレスに演奏してくれます。一番右が音階調節で、数値分だけ半音を上げて処理します。(数値がマイナスなら音を下げる、カラオケでよく使われている機能です。

 これだけ分ると、通常は楽譜どおりの音を聴くことができるはずです。 音がまるでしない場合は、パソコン本体の音量調節ができていないので、ザット説明しておきます。 先ず、タスクバーの右隅の常駐ボタン群の中で、「音量」調節ボタン を探します。見当たらない場合は、「隠れているインジケータを示す」ボタン をクリックして「音量」ボタンを探し、右クリックで、「ボリュームコントロールを開く」を指定します。

「ミュート」チェックボックスにチェックが入っていれば、誰かが音を消した証拠です。

 ポップアップする「マスタ音量」で、不具合が見付かるはずです。 「マスタ音量」と「SWシンセサイザ」にチェックがあれば、外すことが必要です。ついでに、音を聴きながら音量調節もしておきましょう。

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