せん断・頂点の移動

 選択ハンドルは、サイズの変更・回転の次が「せん断」です。 「せん断」は、ずり変形のことで、このモードにすると、選択ハンドルは領域の四辺の中央のみに小さな正方形で表示されます。 このハンドルをポイントすると、カーソルは並行逆向き矢印型になります。

 下図の上段は、右側のハンドルを上向きにドラッグした場合です。 このときの左側のハンドル位置(x座標で)は、固定状態です。 下段の場合は、上側のハンドルを右へドラッグです。 この変形では、変形前後の面積は変化しません。

 上記の作図見本は、1. 図形を複製 2. 複製元の線を茶色の点線に 3. 複製を元の場所へ戻す 4. ドラッグでせん断 5. 変形前後の頂点を矢印で結ぶ という手順で作成しました。

 「せん断」は、各種の図形に対して適用できます。 例外としては、「円弧」と「イメージ」があり、いずれも「サイズ変更」と同じ扱いになります。 せん断の使い道は外観上の歪み修正辺りでしょうか。


 選択ハンドルを「頂点の移動」に変えると、ハンドルに位置は、作図で設定された全ての頂点になります。 n角形なら、n個あります。 長方形も、多角形も、直線を組み合わせた図形は、全て作成直後からは、連続直線と同じ扱いになります。 どの頂点も平等で好きなように位置の変更ができます。

 下の図では、正五角形を準備し、複製品を載せ、内部の色と網がけをセットしました。 a)は「頂点の移動」モードへ切り替えたところです。 b)では、2つ肩部分の頂点を各々、ドラッグで下側へ移動しました。 c)で、底辺にあった頂点を、クロスする方向にある空いた頂点へ移動し、 d)で、最初に動かした頂点を、元の底辺へ動かします。

a) b) c) d)

 b)の作業は、頂点にスナップが利かない場所へ、c, d)では、スナップの利きを使います。 これで正5/2角形の完成です。 内部の色で説明しませんでしたが、内側の小さな5角形は、内部の隣側で、外部扱いになります。


 「頂点の移動」は、各種の図形に適用できます。 例外は、頂点を持たない「楕円」と「イメージ」が、領域を示す長方形が対象となり、「サイズの変更」と同じ扱いになります。 「円弧」も同様ですが、むしろ、この「頂点の移動」が本番のようです。下の図は、弓形で作成しましたが、円弧でも扇形でも同様です。

 図の中央の状態から、弓形(円弧)の片方の端点を中心方向へ向かってドラッグすると、左図のように半径を変える変形になり、中心をドラッグすると、右図のように中心角を変える変形になります。


 この変形方式は、他の図形の「サイズの変更」と異なるため、グループ化した図形の中に「円弧(扇形・弓形)」が含まれた状態でサイズの変更をすると、円弧類は変形されずに残ります。


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