2つ以上の図形をまとめてグループ化すると、1つの図形として処理できるようになります。 いくつかの線画を重ね合わせるだけで、かなり複雑な図形を作ることも可能ですが、ウッカリその上でドラッグでもしたら修復が大変な場合があります。
単にグループ化するだけなら、各種の作図ツールで作成したものは、何個でもグループ化できます。 先ず、作業方法を見てみましょう。
下図で、左上が準備した各色のサイズが異なる 6つの正3角形です。 ドラッグで全部を選択して、選択ハンドルを数えると、確かに6組あります。 この状態から、作図オプションを呼んで、グループ化 グループ化 と指示します。
選択を解除してどれか1つ をドラッグした場合、「頂点に スナップ」の機能で、ガタガタ になります。 |
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選択された図形の中に 「グループ」が含まれないと、 「グループ解除」は作業対象 外となり、グレー文字です。 |
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「グループ化」された状態で は、相対位置の変化を心配 する必要はありません。 |
その結果、選択ハンドルは、図形がただ1つになったことを示しています。 この状態で元の図形全部に同じ操作をするような作業が可能です。例えば、線の太さを変えれば、まとめて同じ太さになります。
グループを選択した状態では、作図オプションを呼んで、グループ化 グループ解除 で、個々の図形に戻ります。
単一のグループのみ の選択では、グループ 化は、作業対象外。 |
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尚、グループは1つの図形として扱え、グループ化の対象でもあります。 いわゆるネスト化もできます。 いくつかの図形を組み合わせ「グループ化」したものの中から、使用頻度の高いものをアセンブリ部品として保持しておきます。 これを組み合わせてより複雑な部品や最終製品が作れるようになれば、もう、立派なCADです。
グループ解除も、ネスト1回分ずつ順次解凍する作業です。 上記のアセンブル部品に不具合が生じたら、1段ずつグループ解除して、不具合の部分だけを修正すれば、元と同じように組み合わせ再度「グループ化」しておきます。 次回からは不具合の解消した作業ができます。
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