グラフを作る_その3

 2Dの関数グラフの続きです。 最初に、円を作るグラフとその親戚です。リサジュー曲線と呼ばれるものです。 本来、三角関数のうちコサインとサインの組み合わせは、「円関数」と呼びたくなるような性格を持っています。 このパラメータ型のグラフで、半径が1の円形グラフが簡単に描けます。

 y の式の、sin の中の t の変化速度を、2倍〜3倍すると y の周期が、x の2〜3倍で上のように変化します。 一方、下に示すx の式の、cos の中の t の変化速度を変えると、チョット雰囲気が違いますね。 偶々の周期バランスの影響で、t の係数が偶数(n)のときは、n次式になるようです。

 元々、リサジュー曲線は、x と y に対するパラメータ t の係数が互いに素な場合について検討されたもので、典型的な例では、上図-右下のような座布団型の図形が得られます。 ここでは、x に cos、 y に sin を使いましたが、適当に組み合わせたり、或いは、スタート角度をぶらした場合まで検討されているようです。

 これらの一連の式は cos 及び sin にかかる係数が 1 になっています。 グラフの設定の「範囲設定」で、横軸及び縦軸の範囲が、いずれも、-1〜1 が入るような設定で十分で、無駄な余白を小さくしたければ、-1.1〜1.1と直接数値入力すればスッキリします。
 パラメータの範囲は周期が2πなので、-π〜πとなるように数値入力すれば、まともなグラフになります。

 範囲設定を 横(X)縦(Y)共、
 -1.1〜1.1 に変更。

 ついでに、目盛りの幅を 横(H)
縦(V)共、0.5 に変更しました。、

 折れ線に見える場合は、サンプリング数を大きくすればなだらかになります(最大値400)。

 次のページ へ進む

 トップページ へ戻る

 前のページ へ戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送