その2
グラフ機能の機能強化
データ型グラフのスタイルに散布図を追加しました。プロット記号は5種類(●,■,◆,▲,▼)サイズや色も指定できます。
散布図は、座標軸に対してデータを点のみで表示するものです。 これまで、折れ線グラフがリリースされていた「データ型」グラフのより基本的なものがやっと実装されたのです。
最初に、従来型の「折れ線グラフ」を見てみましょう。
実験データ |
データ型「x-y軸」の折れ線グラフを作るための表を作りました。実験データ「Data」です。この表の見出しの行と列を除いた部分(9行2列)を選択して作成の指示をすれば従来通りの折れ線グラフになります。ここでは細い点線にしてみました。
グラフウィンドウを残したまま同じデータを選択し直して同様のグラフを作成しますが「グラフの設定」パネルの「ペン」ページでデータ型のスタイルをデフォルトの「折れ線」から「散布図」に切り替えます。 その際にグラフの色を紺にグラフの太さを最大にすればNo.2のグラフとしてプロットが乗ってくれます。No.1は、最初に描いた折れ線グラフです。
「データ型のスタイル」の項が新しく設定されました。 |
いかがですか? こんなグラフを描けるソフトって少ないですよね。 最小二乗法で3次元近似したページ にご紹介した手法で、計算した結果をNo.3のグラフとして、緑色の曲線で追加しました。
得られた近似3次式は | |
y = -0.14448 + 3.2501x - 1.0761x2 + 0.15452x3 | |
散布図のプロットとして生データが表示されると、このグラフのように、 近似式そのもの意味が明確になります。 2Dのグラフでは、1つのグラフウィンドウで、100枚のグラフが重ね描き できます。 グラフの性格にもよりますが、散布図を色別・マーク別で何 枚かに分けるのも面白いはずです。 |
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